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====第6話==== 4月7日

すでにロサンゼルスからは無事帰国しました。後追いとなりますが、現地レポートの続報を紹介致します。
現地にて北斎「神奈川沖浪裏」の摺り実演を行いましたが、仕上がり品には「規格外品 Spec Out Product」とのスタンプを押して、見学者に贈呈するようにしました。
(上部写真ご参照)
これは、現地の環境下では十分な品質を確保することが難しいので、職人としては人に渡したくないという意向があった反面、協会側からは無償で見学者に渡したいという意向があり、この相反する意向を両立する為に、私が考え出した”苦肉の策”でした。
このスタンプで、贈呈する問題は解決しましたが、仕上がる数量が見学者の数に満たない為、贈呈する人を選ぶ必要がありました。
まず、実演作業をじっくり見られる方を最優先としました。そして貢ぎ物を持っ来る方も。つまり、トレードですね。そんなトレード品は、今回のイベントにおける各国の木作品でもあり、写真と共に紹介します。
(写真中段左)
アラビア文字をアートとして描く方からの貢ぎ物。私の名前「川崎章治」をアラビア文字でアーティスティックに描いてくれました。
(写真中段右)
歴史的にいって、日本の浮世絵のルーツは中国の木版にありますが、その古典的な技法をそのまま現在に受け継いだ中国木版です。白黒の1回摺りですから、すごい数を摺っていました。
(写真下段左)
韓国のシンさんから頂いた木製のオブジェ。何を意味するのか分からないところが、韓国風‥?
(写真下段中)
フィリピンの木製コマ。カラフルな色を彫りを入れて引き立てています。結構、よく回ります。
(写真下段右)
台湾の人から頂いたダイヤモンドカットした木工芸品。薄い板との合板構造となっています。台湾の木材加工技術、恐るべし!