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====第4話==== 3月25日

今回、北斎の名作「神奈川沖浪裏」の版木をハンドキャリーして、摺り作業の実演を行っています。
摺りの作業が始まると、たくさんの人が集まってきて、私もその解説で大忙しです。
この作品の極めて優秀なところは、これだけの名画であるのにもかかわらず、たったの8〜9回摺りで完成できることです。イベントにおいては、摺り始めから完成までのすべてをお見せすることができるので、本当に助かります。
浮世絵の絵師は筆で墨線を描いただけで、絵作りは職人の腕によるものなのですが、北斎においては職人のことまで考えたデザイン作りをしていたので、まさしく天才です。
天才北斎には、感謝、感謝です。