^Back To Top  トップに戻る

  
  

====第9話====

今回、体験用としてオーダーメイド的にアンコールワットの木版画を作ったわけですが、当初、IWCSの担当者からの製作依頼は、体験用の木版画はできない か?という程度のかなり漠然とした依頼でした。IWCSは我々の渡航費用、準備費用をすべて負担して頂けるのに加えて、この体験用木版画の準備費用も負担するつもりで、まずは見積もりを出してもらいたい、とのことでした。
専用のバレンやブラシといった各工程で必要となる工具類に加えて、版木を新規作成とする場合(Plan-A)と、既存品を使用する場合(Plan-B)で 大きく異なり、前者は311,000円、後者は81,000円と見積りました。Plan-Aは高額な反面、イベントに応じたオリジナルなものを作れるとい う利点がありましたが、担当者からはPlan-Bについて詳しく教えて欲しいという話もあり、Plan-Bになるものだと考えていました。
ところが、出発前1ヶ月にようやく最終決定が下されましたが、その答えはなんと「Plan-A以外には考えられない」というものでした。イベントはそのお陰もあって、大盛況で終わりましたが、誰がその決定を下したのかは、最後まで疑問でした。
イベント終了の翌日、つまり帰国日でしたが、偶然ホテルのロビーでIWCS総責任者のマイク・ホーさんとお会いした。挨拶も兼ねてこの話をしをして、マイクさんがこの決定をしたのではないのかと問いただしてみました。すると答えは「YES」でした。
私はマイクさんに「オーダーメイド木版という新しい試みをさせて頂いて、とても感謝しています」と申し上げたところ、マイクさんは私とガッチリと握手をして、「その木版画で体験イベントをやってもらって、本当にありがとう!」と逆に大変感謝されました。
また今後のWorld Wood Dayについて、「来年2019年はオーストリアに決まり、再来年2020年はついに東京に決まったよ!」と喜んで話されていました。
そう、2020年は東京五輪に合わせて開催することを、前々から企画をしてたそうで、日本側とも調整を進めてついにそれが決まったそうです。このお方、只者のではないとつくづく感じました。
帰国後、その関連のWebページを見つけました。まだ、決定した段階の記事ではありませんが、日本側でも大きな組織が動いていることが分かります。マイク・ホーさんの写真も出ていますが、下記URLをご参照ください。
http://www.jpma.jp/info/170404.html