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純和式の畳が浮世絵の額縁になりました
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木版画Q&A

1. 浮世絵とは? 浮世とは?

浮世絵は、江戸時代末期(今から150~200年程前)に、その作製方法が確立された 多色摺りの木版画のことです。
当時、写真や文字等の印刷技術がまだ無かった為、すべての出版物が木版画によって作られていました。
浮世、つまり現世を描いた絵を木版画にした出版物が浮世絵と呼ばれました。

2. 浮世木版とは?

当店の屋号「浮世木版」には、江戸時代からの伝統木版技術を受け継いだ、現代の職人の手によって、現代のデザインの木版画を作りたい、という思いが込められています。
また現代では、絵といえば、写真、油絵、印刷等、さまざまものがありますので、木版画であることのこだわりから、このような屋号としております。

3. 本当に木版でできているのか?

浮世木版のご提供する作品すべてが、伝統木版技術を受け継いだ職人による、100%手作りの木版画であることを保証致します。

4. 木版画と普通の印刷との違いは?

木版画は、別ページ「木版画ができるまで」の解説のような工程で手作りされます。
また、紙としては日本古来の和紙が使用されます。
和紙は耐久性が優れているうえに、吸水性にも優れています。
通常の印刷においては、下図のようにインクが紙の上に付着した形態となりますが、木版画においては、絵具が和紙の内部にしみ込んだ形態となります。
この違いが、木版画特有の美しさを生み出しています。

 

Woodblock Print differences

 

5.木版画は劣化しないか?

木版画は、長時間展示することによって、変色などの劣化が生じます。
木版画に使用する素材の関係上、それは避けられないことです。
しかし、通常の展示であれば、少なくとも10年間はその劣化は目立つものではありません。ただし、直射日光を当てると劣化が早まります。
展示する上で、直射日光を避けることが望まれます。

6. 昔に作られた木版画との違いは?

江戸時代に彫られた版木を使って摺った場合、高品質な仕上がりはできません。
150~200年もの年月で、版木が経時劣化してしまうからです。
また、江戸時代に彫られた作品自体は、 150~200年もの年月で、変色などの経時劣化を生じてしまいます。
今の職人(彫師)は、過去の作品を元にして、正確に版木を復元することができます。
また、今の職人(摺師)は、江戸時代の職人と同じ品質レベルで、摺ることもできます。
このようにして、当店の作品は、江戸時代に作られた時と同じ品質で作られております。
また、劣化の関係で、当時作って保管してあるものより、優れた品質をしております。
(下図の解説をご参照)

 

Woodblock Print diagram

7. 美術品と木版画との違いは?

19世紀ヨーロッパの巨匠(ゴッホ、モネ、ルノアール等)が、日本の木版画(浮世絵)から大きな影響を受けたということは歴史的に有名です。これは、日本の木版画が、他の偉大な 芸術に劣らない高い芸術性を持っていることを意味しています。
他方、木版画には、量産ができる、という大きな特性も持っており、この特性を生かせば、 作品を低価格に作製することが可能となります。
浮世木版では、偉大な芸術作品に劣らない高い芸術性を持ちながら、他の芸術ではありえないほどの低価格で作品をご提供することを目指しております。

8. 木版の使用する特別な工具、材料は?

別ページ「職人について」もご参照ください。
彫師においては、版木には硬くて耐久性に優れた山桜の木を使用しています。
彫る作業には、良く研がれた彫刻刀を数種類使用します。
摺師においては、耐久性、吸水性に優れた日本古来の和紙を使用します。
顔料絵具を使用し、手作りのバレンを使用します。
職人が使う工具、材料は古典的なものであり、近代的なものではありません。
特殊な工具、材料に頼るものではなく、むしろ高度な技巧、スキルに負うところが大きいです。

9. 職人はどこにどのくらいいるのか?

伝統木版の高度な作製技巧は、今から約200年前の江戸時代に確立されました。
明治時代以降、写真技術、印刷技術の輸入によって、伝統木版は大きく衰退し、その職人の数も大きく減少しました。
現在では、彫師・摺師合わせて、東京に50人程度、京都に20人程度の人数であり、他の地区にはほとんどいない、と言われます。
木版画をより多くの方々に提供し、より多くの作製をして職人を確保してゆくことが 重要だと考えております。

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